屋内運動場建て替えへ

建て替えを計画している龍南中学校屋内運動場の完成イメージ図

龍郷町龍南中 来年3月完成目指す
床面積2・4倍、舞台設置

龍郷町は2018年度中に龍南中学校屋内運動場の建て替えを計画している。新しい屋内運動場の床面積は、既存の体育館(685平方㍍)の約2・4倍の1638平方㍍で、既存の体育館にはなかった舞台を設置する。来年3月完成を目指している。

 

町教育委員会によると、既存の体育館がある敷地に新しい屋内運動場を整備し、武道館のある敷地は更地にする。

事業期間は17年度~18年度の2カ年。17年度に基本設計、実施設計を行った。18年度事業費は、解体費1千万円を含め6億2600万円を見込む。

既存の体育館は1982(昭和57)年に建設され36年が経過し、隣の武道館は1965(昭和40)年に建設され53年が経過しており、両施設とも老朽化が激しいことから取り壊すことになった。早ければ今年5月中に解体工事に着手予定。「解体工事が済み次第、建設工事に入りたい」としている。

中央部のアリーナ(室内競技用の競技場)部分は、バレーボール、バスケットボールともそれぞれ二面でプレーすることができる。多目的スペースには、体育教官室、シャワー室、更衣室、多目的室、器具庫、倉庫、トイレ、身障者用トイレを配置する。

龍南中学校によると、既存の体育館はバレーボール部の部活動、体育授業、集会などに利用しており、武道館は利用していない。屋内運動場の建設工事期間中は、町体育・文化センターりゅうゆう館を代替として利用予定している。