集落挙げて小学入学祝う

集落挙げて小学入学祝う

新小学1年生と保護者を祝福した玉里集落合同の祝う会

龍郷町玉里 学校生活「頑張ります」

 龍郷町玉里集落(圓和之区長)主催の「2018年度新入学合同祝会」が8日、玉里コミュニティセンターであり、集落挙げてかわいらしい小学1年生の入学を祝った。9日から始まる学校生活について「頑張ります」と大きな声で答える新1年生もいて会場から拍手が沸いた。

 同集落では20数年前まで合同の祝う会を開いていたが、その後開催が途切れ、2年前の2016年度に復活した。

 合同の祝う会には、龍瀬小学校に入学した玉里集落在住の9人のうち、8人の新1年生と保護者が参加。余興に出演した子どもたちを合わせると100人を超える集落民らが参加した。

 大茂卓郎区長代理の先導でピカピカの新1年生が入場すると、大きな拍手を送り祝福。保護者は新1年生と家族を紹介し、「このような席を設けていただきありがとうございます。あすから学校通学が始まります。姿を見かけたら声を掛け、励ましてください」と話す保護者もいた。

 圓区長は「入学おめでとう。友達と仲良く学校生活を送ってください。新入学児童の幸多からんことを祈っています」と激励。竹田泰典町長、龍瀬小学校の福元信之校長が祝辞を述べた。

 岩元梨恵さんらが祝い唄「朝花節」を披露し、余興ではカラオケを楽しみ、子どもたちが空手演武やフラダンスなどを披露して盛り上げた。

 同集落は3月末現在で256世帯、人口595人。圓区長は「新1年生と保護者らの顔を覚える機会になり、地域での見守りがしやすくなる」と話した。