デンソー女子、合宿で来島

デンソー女子陸上長距離部が合宿で来島

全日本実業団駅伝3連覇
奄美空港で歓迎セレモニー

今月中旬、宮城県で開催された「第35回全日本実業団対抗女子駅伝」で3連覇を達成した、デンソー女子陸上長距離部の監督、選手ら9人が26日、合宿のため奄美入りした。奄美市笠利町の奄美空港では、奄美スポーツアイランド協会員らが、歓迎セレモニーを開いた。合宿期間は、1月5日までを予定している。

同協会の島名亨事務局長は「クイーンズ駅伝の3連覇おめでとうございます。奄美のファンにはこの上なく喜び、感動するニュースになった。期間中は存分にトレーニングし、来年も飛躍の年になることを願います」とあいさつ。協会員から、若松誠監督へ花束が贈呈された。

実業団駅伝(クイーンズ駅伝)は今月13日に開かれ、同チームは12年連続23回目の出場。レースは6区間、42・195㌔で争われ、同チーム3選手が区間賞、さらにうち2人は区間新記録を叩きだすなどレースを先行し、大会新記録で優勝を飾った。

例年、同部は合宿で春頃に来島。若松監督は「暖かい奄美で体をしっかり動かしたい。施設もとても使いやすく、環境が整っている。1月の全国都道府県対抗女子駅伝にふるさとランナーで走る選手もいるかもしれない。基礎作りからスタートさせたい」と話した。同部は2月にも、合宿で訪れる予定。