大和村「ひらとみ朝市」

松飾り、しめ縄など正月用品を買い求める人らでにぎわった

「気持ちよく新年迎えて」
住民ら正月用品など買い求める

大和村で28日、年末恒例の「ひらとみ朝市」(同実行委員会主催)があった。会場の思勝港緑地広場に建てられた特設テントには、松飾りやしめ縄などの正月用品をはじめ、地元産野菜などが並び、早朝から買い求める人らで賑わった。

農水産物の地産地消の推進や地域活性化などを目指し、1994年から始まる同朝市。村農業委員会、産業振興課が実行委員会を組織し行われており、今回で22回目になる。

午前7時に売り出しが開始されると、小雨の降る中、傘をさした村内在住者などが各テントを回り、目当ての商品を購入していた。本部テントでは、まほろばやまと漁業集落が魚汁を販売。またテント横では、同実行員らがモチつきを行い、ついたモチは来場者たちへ無償で配られた。

伊集院幼村長は「正月を迎えるにあたり、職員はじめその夫人らにも協力してもらい、みなさんにも毎年楽しみにしてもらっている行事。良い年になるように、準備を整え、気持ちよく新年を迎えてほしい」と話した。