6年ぶり徳之島合宿

全日本実業団対抗女子駅伝で3連覇、6年ぶり徳之島合宿入りしたデンソー一行=25日、徳之島空港

デンソー女子陸上長距離部
全日本実業団女子駅伝3連覇

 【徳之島】2015年全日本実業団対抗女子駅伝(12月13日宮城県内6区間42・195㌔)で、2時間14分22秒の大会新を打ち立て3連覇を達成したデンソー女子陸上長距離部(三重県、若松誠監督)一行が25日、徳之島合宿入りした。空港では地元天城町や観光連盟関係者らが歓迎し、「4連覇を目指して」と励ました。

 一行は若松監督らスタッフ2人と、同全日本駅伝2区大会新の小泉直子、3区同の高島由香ら出場4選手を含む部員9人の計11人。27日に2人が合流予定で、徳之島合宿は6年ぶり通算4度目。鹿児島大雪の影響で約50分遅れて徳之島空港へ。天城町当局や体育連盟、観光連盟など地元関係者が横断幕や花束で出迎えた。

 歓迎セレモニーで森田弘光副町長は「4連覇を目指して徳之島からスタートをいただくことは大変光栄。町としては、総合運動公園陸上競技場を全天候型に整備するなど、練習環境に気を遣っている。個人個人の大会でも世界に羽ばたいて欲しい」と期待。

 若松監督(43)=本県出身=はあいさつで「尚子ロードや新しい陸上競技場、クロスカントリーコースもある。多くの男女のチームがこちらで鍛え、世界に羽ばたいて行ったように、駅伝だけではなく個人でも成績を残せるよう頑張りたい」。合宿では「走りこみを中心に、後半は実戦的な練習でいいスタートを切りたい」と話した。滞在は来月5日まで。