ポスターで駐車マナー啓発

3年生の児童56人が作成した駐車違反撲滅を呼びかけるポスターが交付された=提供写真=

古仁屋小3年児童ら交付

 瀬戸内町古仁屋小学校(三原茂雄校長)の3年生の児童らは26日、町内での駐車マナー啓発などを目的に作成したポスターを役場、同町商工会に交付した。56点の作品は、古仁屋市街地の各店舗などに掲示され、車両運転者に違反撲滅を呼びかける。

 3年生の教室に、奥田耕三副町長、同町商工会の政岡博重会長らが訪れ、児童代表からポスターを受け取った。
塗り絵方式のポスターには、吹き出しがあり、各児童は思い思いの言葉を書き込み、塗り絵を加え完成させた。

 1組の宮島和香子さん(8)はポスターに『人や車に迷惑をかけないようにしよう』と呼びかける言葉を記入。宮島さんは「禁止された場所には停めないように気を付けてほしい」と話した。

 町商工会(会員300人)の政岡会長は「路上駐車の間から子どもなど飛び出すと大変危険。駐車場が少ないことなど商店街の長年の課題になっている。少しでもドライバーらの意識向上につながることを期待したい」と語った。