東京喜界会青年部へユニフォーム20着贈呈

てんでばらばらだった「喜界青年部会」へユニフォーム20着が贈呈された=東京都豊島区池袋の「大馬鹿地蔵池袋西口店」にて

在京出身者有志 てんでばらばら見かね

 【東京】在京出身者有志「さかえ会」(上原康治会長)の10回目の懇親会と東京喜界会青年部へのユニフォーム贈呈式がこのほど、池袋の「大馬鹿地蔵池袋西口店」で行われた。

 昨年11月23日に開催された東京奄美会青年部のソフトボール大会で喜界青年部チームは、常勝チームの名瀬を4対1で破り、念願の優勝を果たした。ところが、このときの喜界チームのユニフォームはてんでばらばら。見かねた東京喜界会の先輩や在京喜界出身者有志「さかえ会」(この3月に亡くなった東京喜界会最高顧問の西榮四郎氏の名前をいただき、さらには喜界会・喜界島も未来永劫に栄えますようにとの思いをこめて十年前に作った会)を中心に17人が発起人となり、「揃いのユニフォームを贈ろう」と募金活動を今年1月から行った。このほど、目標募金金額の40万円を大幅に上回る66万7千円が78人から集まり、20着のユニフォームが作られこの日、喜界青年部へ贈呈された。

 贈呈されて早速着用していた青年部長の原田尚樹さんは「ユニフォームにこもった皆さんの気持ちを受け止めて喜界の誇りを忘れずにさらに頑張ります」とお礼の言葉を述べた。また野球はやったことがなく、サーカーばかりしていたというメンバーの一人、岡本大成君は「着心地サイコー」と笑顔で胸を張った。