「10日は必ず投票へ」

10日投開票のダブル選に向けて、選挙啓発活動を行った奄美市明推協の会員ら(名瀬入舟町)

奄美市明推協啓発 18歳選挙権もアピール

奄美市明るい選挙推進協議会(屋宮重藏会長)は6日、同市名瀬地区で啓発キャンペーンを実施。10日投開票の参院と県知事のダブル選挙に向けて「棄権せずに投票に行こう」などと呼びかけた。また今回の選挙から適用された18歳選挙権に関する周知も行った。

同市名瀬地区の入舟、浦上、平田、朝仁の4カ所のスーパーの前や駐車場などで、そろいの法被をまとった明推協メンバーが、ウエットティッシュや耳かきなどのグッズとともに啓発チラシを配り、「7月10日は投票に行ってください」と声かけ。

グッズなどを受け取った通行人らも「ありがとうございます」「ちゃんと(投票に)行きますね」と応じていた。

一方、活動した会員によると「期日前投票に行ったが、前回とは場所が変わっていて、そのまま帰った」などの声も寄せられたと言い、名瀬地区の期日前投票所である港町仮庁舎(奄美新聞社本社の斜め向かい)についてもアピールした。

屋宮会長は「日本社会は〝シルバー民主主義〟との指摘もある中、今回の選挙から適用される18歳選挙権を機に、若い人たちが自分たちの未来のため、日本の社会のために、ぜひ投票に行ってほしい」と話した。