大島ブロックシルバースポーツ大会

輪投げ競技に取り組む参加者ら

約600人競技で交流

奄美大島内各市町村の老人クラブ連合会が参加した第2回大島ブロックシルバースポーツ大会は26日、宇検村体育館であった。8チーム約600人が競技に楽しく汗を流し、笑い声や歓声が響いた。

高齢者の健康作りや高齢者同士の交流を図ることを目的に、奄美大島内各市町村の老人クラブ連合会の持ち回りで年1回開かれているもの。今回は同村老人クラブ連合会が開催を担当した。応援団や来賓計約300人が来場した。

ゲートボールのショットで競う競技や、バレーボールを使ってボーリングの要領でビール瓶を倒す競技があった。輪投げや、バケツの中にゴルフボールを投げ入れる競技も。競技を上手にこなしたり、手こずったりする姿に会場は沸き、チヂン(太鼓)をたたくなどして応援していた。

「宇検村B」チームの川畑直俊さん(68)は「宇検村の知らない人に応援してもらえ、感激したので頑張ろうと思う」と大会を楽しんでいた。

宇検村老人クラブ連合会の山下博通会長(75)は「スポーツ以外の交流も盛んにできていると感じている。互いの現状を知ることができる機会になっている。大会が今後も続いていってくれたら」と話した。

大会結果は次の通り。
※順位 ①宇検村B②宇検村A③奄美市住用支部④奄美市笠利支部⑤瀬戸内町、龍郷町⑦大和村⑧奄美市名瀬支部