クルーズ船 古仁屋港に寄港

クルーズ船「カレドニアンスカイ」が古仁屋港に寄港した

オプショナルツアーに向かう乗船客に花をプレゼント

「カレドニアンスカイ」
外国乗船客81人が観光

クルーズ船「カレドニアンスカイ」(約4200㌧)が22日、瀬戸内町の古仁屋港に初寄港した。米国、オーストラリア、カナダなどの外国乗船客81人は奄美大島島内での体験型ツアーに参加し、南国情緒ある自然を楽しんだ。

フィリピンを出発地し、石川県金沢市までのツアー約10日間途中での寄港。前日、沖縄県座間味島村を出港し、午前7時頃古仁屋に入港した。

乗船客はほぼ欧米諸国(そのうち日本人2人)からの参加。この日は、奄美市住用町のマングローブでカヌー体験したほか、大島紬村(龍郷町)、県奄美パーク(同市笠利町)、奄美海洋展示館(同市名瀬)など観光スポットを訪れた。

同港内で開いた町主催歓迎セレモニーでは、地元唄者による祝唄披露、船舶スタッフへ花束贈呈。鎌田愛人町長から記念品が手渡されたガスタフソン・ラース・ハカン船長は「お客様もこのすばらしい自然を満喫できて喜んでいる」と語った。

それに応え、鎌田町長は「次回の寄港を期待し、安全航海を願う」と述べた。

同船は同日午前中、名瀬港に向け出港。到着後、乗船客が観光先帰船。夕方同港内で歓送セレモニーを受け、次の寄港地・屋久島に向かった。