ホー開き

スーパーボール拾いに熱中する子ども達=知名町=

知名町瀬利覚字 水の恵みに感謝
子ども達の元気な声響く

【沖永良部】知名町瀬利覚字の「ホー開き」が25日、同字のジッキョヌホーであった。川に入った子ども達は「気持ちいい」「冷たい」と声を上げた。

水の大切さを知ってもらおうと、同字子ども育成会(国本新一会長)が中心となって開催している。今年で3回目。

この日は、午前9時から川の中のゴミ拾いを行った後、安全祈願祭を実施。子ども会のメンバー3人が、川にゴミを捨てないことや自転車を止めないことを誓った。

川の水深は50㌢ほど。子ども達は、勢いよく飛び込んだり、友達同士で水を掛け合ったりして楽しんだ。会場には、かき氷の屋台を設け無料で振る舞われたほか、スーパーボールすくいや手作りの竹製水鉄砲を使っての的当てなど、各種レクリエーションも準備された。

知名小6年の横山心海さん(12)は「かき氷が無料だったのでたくさん食べた。水が冷たくて、凍えそうになった」と話した。