大和村ひらとみ祭り

男女計69チームのエントリーで熱戦が繰り広げられた舟こぎ競争

舟こぎ、各ステージで盛況

 8月最後の日曜日の27日、大和村の「第26回ひらとみ祭り」(同実行委員会主催)が思勝港湾一帯を会場に開かれた。昨年、台風の接近で中止となり、2年ぶり開催の舟こぎ競争大会には、村内外から2部門計69チームがエントリーし、熱戦を展開した。夕方からのステージ部門では、村民で結成された大和村バンドや人気ユニット「カサリンチュ」らが暑さも吹き飛ばすパワフルなステージで来場者らを魅了。また、約2千発の花火が、夏の夜空を彩り、祭りのフィナーレを華やかに飾った。

 祭りは、舟こぎ競争大会でスタート。エンガの部に42、メラブの部に27チームがエントリー。2年ぶりの大会、また天候にも恵まれ、予選から優勝を掛けた熱い戦いが繰り広げられた。

 エンガの部は、地元の「国直口ばっかり青年団」が、「仲勝」チームを、その差2秒弱で破り優勝。女子の部は、「入来水産」が制した。会場には、各チーム関係者も訪れ、勝利を願う、たくさんの声援が送られていた。

 夕方の午後5時半からは、「お楽しみステージショー」が開演。保育所に通う児童らがトップバッターを務め、子どもみこしを披露。その可愛さで笑顔を誘い、仮面ライダー「エグゼイド」のヒーローショーは、ちびっこたちの心をわしづかみに。優雅なフラダンスショー、「すもも」の島唄、地元村民の「大和村バンド」が盛り上げると、トリはスペシャルゲストの「カサリンチュ」が飾り、多くの人気曲などでステージを最高潮に盛り上げた。

 フィナーレは、約2千発の花火。大小、色様々に真夏の夜空を華やかに彩り、祭りは盛況のままに終えた。

 ▽舟こぎ競争大会 エンガの部①国直口ばっかり青年団1分57秒05②仲勝1分58秒53③潮どき丸2分00秒93▽同 メラブの部①入来水産2分10秒95②新波会すまいる。2分18秒19③Over Shynees from笠利2分23秒33