奄美をキーワードに交流

祝の4人とともに、奄美を通じて交流。笑顔で写真に収まる参加者たち


離島に大勢の医療関係者が集った意義ある「医療フェス」について振り返る、平島修さん

お祝い兼ね活発な意見交換

【東京】渋谷区のパセラリゾーツ渋谷店でこのほど、「奄美」をキーワードに出身地も年齢も、職業も異なる人たちが交流会を開催。「四つのお祝い」を軸に、奄美という絆で活発な意見を交換した。

集まったのは眼鏡会社社長・中島祥雄さん、司法書士・津田和紀さん、音楽療法士・稲田直美さん、会社社長でチーム奄美自身代表の盛田弘国さん、遠隔医療会社社長の小椋真実さんら34人。ほぼ季節ごとに行われる交流会は、四つのお祝いも兼ねてのものとなった。

医師の平島修さんが奄美での医療フェスを成功させたこと、あけひとみさんがマレーシア・クアラルンプールで10月に開催される世界的なミセス大会に出場すること、唄者・牧岡奈美さんがCDを完成させたこと、漫画家の谷垣岳さんがヤングジャンプ誌に掲載していることがそれ。初めての出席者が多いことから、それぞれ奄美とのつながりを含めて自己紹介をした後、4人を中心に写真に収まった。

平島さんは「荒天で飛行機の欠航などが相次ぐ中で、たくさんの人が集まってくれ意義ある医療フェスとなりました」と語った。ほかに、歌手やシマ唄の会、画家、敬天愛人フォーラム21代表ら奄美に深い縁のある人たちが笑顔で語り合っていた。

なお、その後、あけさんは10月13日の大会で見事、「世界第2位」の栄誉に輝いた。また、牧岡さんは11月3日に「歌い紡ぐ」を発売、谷垣さんも順調に執筆活動を継続中だ。次回は11月25日に同所で開催される予定。

会の企画者で、奄美の黒うさぎ会事務局長の屋宮直達さんは「奄美を訪れたことがなくても、興味のある方はぜひ参加して交流の輪を広げてほしい」と、呼び掛けている。