ともに結成20年の節目

祝賀会では団員や会員の紹介があった

記念祝賀会開く
有屋町相撲同好会 朝日スポ少

 相撲が盛んな奄美市名瀬有屋町の住民らでつくる「有屋相撲同好会」(高野匡雄会長、会員30人)、「朝日相撲スポーツ少年団」(徳田大輝会長、団員22人)は今年、それぞれ20周年の節目を迎える。それを記念した祝賀会が24日、同市内のホテルであり、これまでの活動を振り返りながら、関係者は今後の活動に意欲を見せた。

 少年団はわんぱく相撲全国大会出場選手を3年連続で輩出し、奄美大島島内外の大会で上位入賞するなど高い実績を持つ。

 1998年5月に立ち上がった同少年団を支えようと住民有志らが同年8月、同好会を設立。集会所施設の土俵を練習場に、朝日小学校校区児童の指導組織として地域行事への参加を積極的に行ってきた。

 祝賀会には、児童団員とOB15人を含む、地域関係者など約80人が出席。来賓では市スポーツ少年団や学校関係者が駆けつけ祝福したほか、長年の功績をたたえ役員への花束贈呈があった。

 代表者あいさつで、高野会長(代読)は「地域全体を盛り上げる団体として、引き続き頑張りたい」。徳田会長(朝日相撲母集団会長)は「子どもたちが礼儀を学び、成長できるよう応援を願いたい」とそれぞれ感謝を述べた。