ミニラグビーの大会「鹿児島県小学生神薗杯ファイナルマッチ」高学年の部で３位に入った「奄美川内合同」＝提供写真＝
ミニラグビー神薗杯
単独チーム出場へ部員募集
ミニラグビーの大会「鹿児島県小学生神薗杯ファイナルマッチ」が４日、鹿児島市の鹿児島オールブラックスグラウンドであった。奄美大島の奄美ラグビーフットボールクラブと大和ＹＲＡの選手らを中心に、本土の選手と結成した「奄美川内合同チーム」が高学年の部に出場し、３位に入った。
年間数回、開催されている同大会。高学年（５・６年）の部は１チーム９人（フォワード３人、ハーフバック２人、バックス４人）で戦う。
単独チームでの出場は叶わなかったが、奄美フットボールクラブの７人、大和ＹＲＡ１人に本土の選手を加えた合同チームで出場。３チームずつに分かれた予選リーグを連勝し１位で通過。各ブロック１位チーム同士の決勝リーグでは敗れたが、３位に入った。
このほか、中学年の部（３・４年生）にも、奄美ラグビーフットボールクラブの１人が合同チームで出場したという。
同クラブの浦田渉コーチは「予選で２勝するなど、本土の選手と堂々と戦い、子どもたちの自信にもなる良い機会になった。奄美大島でのジュニア世代の育成が進んでいないので、メンバーを増やして奄美の単独チームとして、大会に出場できるようにつながれば」と話した。
同クラブは毎週土曜日、奄美市名瀬の長浜みなと公園で練習を行っており、部員を募集している。問い合せなどTEL０９０―５７２０―７４９１（冨岡剛代表）まで。