龍郷町役場に「大奄美関のぼり」

龍郷町役場の敷地内に設置された大奄美関の相撲のぼり、写真左から則副町長と後援会事務局の大吉正一郎さん

活躍願い地元からエール

 龍郷町の大奄美関後援会(会長・竹田泰典町長)は12日、大相撲夏場所の開幕に合わせ地元出身の大奄美関の相撲のぼりを設置した。同後援会は、今場所以降も大奄美関が出場する場所は相撲のぼりを設置し地元からエールを送りたいとしている。

 役場内の敷地に設置された相撲のぼり(幅0・9㍍、縦5・4㍍)は2本。関西龍郷会と同町の後援会が各1本を作成し、13日から夏場所の期間中ずっと設置される。

 関西龍郷会からの相撲のぼりは11日、同会の会長代行で近畿赤徳校区会の勝山弘昭会長が同町を訪問して寄贈。勝山会長は1963年のうさぎ年生まれで結成した、うさぎ年会にも所属し、同町赤尾木の信号交差点付近に大奄美関を応援する横断幕も掲げている。

 相撲のぼりの寄贈を受けて、町は設置場所に旗を立てる折りたたみ式のポールなどを2カ所作成。場所中は相撲のぼりを15日間にわたり設置するが、台風などの悪天候時には撤収し保管するとしている。

 則敏光副町長は、「大奄美関には、奄美や龍郷町をPRしてもらっている。相撲のぼりで地元からさらに応援したい」と話した。