大河ドラマ村整備へ

NHK大河ドラマ「西郷どん」のプロモーションについて意見を交わしたメンバー=和泊町=

和泊町「西郷どん」プロモーション実行委
6月24日パブリックビューイング開催

 【沖永良部】2018年度和泊町「西郷どん」プロモーション実行委員会(会長・伊地知実利町長)が23日、同町防災センター会議室であった。委員ら14人が参加。今年度は、大河ドラマ村や西郷隆盛に関する観光スポットの整備などを計画、来月24日にはドラマのパブリックビューイングを開催する予定。

 17年度事業報告では、2月28日~3月9日まで行われたドラマの島内ロケの様子を紹介。また、西郷隆盛絵画展「ぼく、わたしの西郷隆盛」には、島内小中学校の児童生徒から164作品の応募があったと報告した。

 今年度事業計画は、ロケのセットを使った大河ドラマ村の整備や「西郷隆盛上陸の地」の整備、西郷の子孫による講演会など。

 パブリックビューイングは、ドラマの出演者らをゲストに招き、6月24日午後7時から知名町あしびの郷・ちなで開催予定。

 参加者からは「昔の伊延港の様子を説明する看板が必要では」「整備事業が終了後も、しっかりと管理してほしい」「町の広報誌にドラマに合わせた解説文を掲載してはどうか」などの意見が出た。

 実行委員会事務局長で同町企画課の皆吉泰智課長は「西郷にゆかりのある自治体と協力して、大河ドラマで出来た流れを観光に結び付けたい」と話した。