国際線ターミナルでPR

国際線ターミナルでPR

スコットランドからやって来た、デビッドさんに黒糖焼酎を説明する関係者


合同で鹿児島県の本格芋焼酎と奄美の黒糖焼酎の魅力をPRした関係者たち

黒糖焼酎、奄美から2社参加

 【東京】「奄美の黒糖焼酎はいかが?」――。2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合、東京国際空港ターミナル(株)は26、27日、大田区の羽田空港国際線ターミナル5階で奄美黒糖焼酎を試飲提供するイベントを開いた。奄美からは黒糖焼酎会社2社が参加。ミス奄美黒糖焼酎とともに、外国人や各地から訪れた人たちに、ていねいに応対、島のテイストをアピールしていた。

 同イベントは、「にっぽんは、楽しいぞ!実行委員会(㈱・マーケティングガレージ)」の企画運営したもの。鹿児島市と奄美市が合同でブースを出展し観光PRしたほか、鹿児島の本格芋焼酎や奄美黒糖焼酎の試飲提供を行った。

 奄美からは、奄美酒類㈱と町田酒造㈱が自慢の銘柄を取りそろえた。出展スペースにはたくさんの人たちが立ち寄り、初日に200人が試飲するなど興味を示していた。

 「ヨーロッパからやって来た人たちはアルコール度の高いものに、アジアからの人は逆に低いものが好みだった」という。スコットランドのデビッド・テラーさんは20回も来日、北海道や長崎など各地を旅するほどの親日家だが、黒糖焼酎は初体験。2017年ミス奄美黒糖焼酎の宮原加代子さんから「ブラウンシュガーショーチュー」などと、説明を受けながらアルコール度の高いものを口に含み、スコッチに通じるものがある「ベリーグッド」と頬を赤らめていた。