「奄美プラム」をPR

「奄美プラム」をPR

おいどん市場谷山館で奄美プラムをPR販売

大和村、鹿児島市の「谷山館」で

 【鹿児島】大和村の特産品「奄美プラム」のPR販売が8日、鹿児島市の「おいどん市場谷山館」であった。

 プラム(スモモ)は大和村が県内で一番の生産量があり、5月中旬から6月下旬が収穫の最盛期を迎える。大和村とJAあまみが協力し、プラムを広く知ってもらおうと毎年この時期にPR販売を行っている。

 例年は加工品なども含めて約100㌔だったが、ジャムやコンポートなどの加工品は近年、島内の土産物店などでの需要が多いため、今回は生のプラムのみ約200㌔を持ち込んだ。

 「谷山館」の入り口付近に特設ブースが設けられ、500㌘、1㌔が袋詰め、3㌔が箱詰めされて店頭に並んだ。水害や塩害などで一頃落ち込んでいた生産量も回復基調にあり、今年は酸味も甘味も良好だという。「『県本土ではまだ青い実がもう食べごろになっていてうれしい』といった反響がありました」と企画観光課主査の後藤美穂子さん。PR販売は9日の午前中まで同会場であった。