ヌルリンピック・カーリング大会

最高点を目指して滑っていく選手(手前)=和泊町=

笑顔で滑走 島内外から21人参加
和泊町連合青年団

 【沖永良部】ぬるフェス2018「ヌルリンピック・カーリング世界大会」(和泊町連合青年団主催)がこのほど、同町笠石海浜公園であった。島内外から7チーム21人がエントリーし、ローションをまいた約30㍍の直線コースを気持ち良く滑走した。

 町の活性化を目的に実施。この日は、同青年団のメンバーのほか、茨城や東京、愛知からの移住希望者も参加した。

 競技は、コース上に置かれた得点板を目指して浮き輪で滑っていくルール。試技は3回、1チーム3人の合計点でトップを競った。

 滑り具合に慣れた選手たちは、絶妙な力加減で得点を加算。浮輪の上でバランスを取りながら最高点の50点で停止すると、ガッツポーツで喜びを爆発させた。

 茨城県から参加した椎名智明さん(35)・優利さん(34)夫婦は「思っていた以上に楽しい。勢いが強すぎて通り過ぎてしまった。沖永良部は自然が豊かで人が温かい。来年には沖永良部への移住を考えている」と話した。

 同青年団の太剛志団長(35)は「盛り上がってくれて良かった。これからもみんなで楽しめるイベントを開催したい」と語った。