ステージコーナーでは、入所者や職員らのほか、地域住民らも出演し、祭りを盛り上げた
多くの住民来場にぎやかに
奄美市名瀬和光町の国立療養所「奄美和光園」（加納達雄園長、入所者24人）で26日、「第26回奄美和光園夏祭り」があった。屋内では、入所者や職員はじめ地元の園児、児童など幅広い地域住民が出演し、唄や踊りのパフォーマンスを披露したほか、場内に設置された軽食コーナーも人気を集めるなど多くの人が来場し、にぎやかに夏の夜を楽しんだ。
地域住民との交流の場として、夏の風物詩の一つとなっている同まつり。来賓を代表し、朝山毅市長（代読）は「（同園は）地域に開かれ、農業体験など地域住民との交流を深めている。今夜もぜひ、地域住民との交流を楽しんでもらえたら」などとあいさつした。
シマ唄者による３曲の島唄を皮切りにステージがスタート。入所者や職員らが踊りやカラオケを披露したほか、地域の幼児や児童らも出演しパフォーマンスを披露。和光園保育所の園児らがダンスや歌を披露すると、場内はひと際笑顔に包まれた。
屋外には軽食コーナーのテントが立ち並び、かき氷やジュース類が無料提供され、購入した食券と交換できる焼きそばや焼き鳥コーナーにも長い列が。夏祭りは子どもから大人まで多くの人でにぎわった。