龍郷町「音タイムフェス」

龍郷町「音タイムフェス」

多彩なステージで観客を魅了した「音タイムフェス」

音楽で地域おこし
来場者魅了、物産販売も

地域を盛り上げようと龍郷町内の有志が企画した、音楽や物産販売イベント「音=オン=タイムフェス2018」が29日、同町中勝のディスカウントスーパー㈱ビッグツー奄美店の広場であった。奄美大島北部では初めてというの野外フェスに、町内外から来場者が訪れた。

町内の新たな地域おこしを目指し、家族で楽しめ音楽と奄美の魅力を集めたイベントを企画。町役場や地域おこし隊、町商工会青年部などの有志で実行委員会を立ち上げた。

午後1時のスタートから夕方まで、島内で活躍するアーティストやバンド、団体22組が出演。演奏や踊り、島唄のステージで音楽一色に染めた。

フラダンス教室「フラカオ・スタジオ」は子どもから大人まで総勢40人の生徒が登場し、ハワイアンに合わせてダンスを披露。来場者を魅了した。

場内では、ジュースや軽食販売など20店舗が出店したほか、かき氷の早食い競争、「西郷どんを探せ」ウォークラリーもあり、終日、にぎやかな雰囲気に包まれた。

同実行委員会の西圭吾代表は「初開催に多くの来場があり、うれしく思う。今後も継続的に開催できたらいい」と語った。

奄美市名瀬から友人と訪れた会社員の盛義達さん(28)は「音楽イベントは好きなので楽しみだった。同様の企画があれば訪れたい」と話した。