マジックを披露する小坂京子さん。右は益久秋会長
軍歌に合わせて登場した森茂夫さん、左は司会の島らっきょう
会場を笑いで染めた甘味けんじさん。10月７日には品川区の「きゅりあん」でチャリティーライブを行う
【東京】埼玉奄美会（益久秋会長）はこのほど、川口総合文化センター・リリア１階で第43回総会・懇親会を開いた。来賓を含め92人が参加して、盛況となった。総会に続いての懇親会は、歌あり踊りあり、二胡の演奏、物まねなどもある充実した内容。出席した人たちは、奄美と埼玉の絆を確かめるように楽しんでいた。
「さまざまな出来事があり大変な時代ですが、今日はそれを忘れて島の雰囲気に浸って楽しんでほしい」と、益会長が笑顔で参加者に語り、総会は和やかな雰囲気で開会。会務報告などが順調になされた。
来賓を代表して、東京奄美会・川崎末一副会長（東京名瀬会会長）と関東天城町会・大吉平造会長があいさつをした。休憩をはさんで道下文男幹事長の司会で懇親会へ。敬老者紹介・お祝い金授与に続いて余興がスタートした。
久永さとみさんの奄美民謡、井上弘樹さんのシマ唄、田中建司さんは、二胡による「西郷どん」のテーマ曲などを演奏。小坂京子さんは自慢のマジックを披露。
また、里見和廣さんと小坂田上さんによる抱腹絶倒の歌まねに場内は沸騰。さらに、甘味けんじさんが登場。出席者をいじりながらの鉄板の坊主漫談で、参加者を大爆笑にさせていた。
そんな中、初参加したのは森茂夫さん。徳間ジャパンコミュニケーションズに所属する歌手で、鹿児島２世の森さんは、埼玉県鹿児島県人会の田中公子副会長に誘われたもの。
特攻服に自慢ののどで聴かせたが「いろんな故郷会に出させていただいていますが、奄美関係は初めて。こんなパワフルな会は経験したことがありません」。奄美の洗礼を受けた感想を、驚きの表情で語っていた。