知名町花き振興会総会

知名町花き振興会総会

役員改選が行われた第35回知名町花き振興会通常総会=知名町中央公民館=

新会長に外山氏
トルコギキョウのみ出荷本数増

 【沖永良部】第35回知名町花き振興会通常総会が29日、同町中央公民館であった。2018年度事業計画など3議案を承認。今年度の販売計画は本数324万本、金額2億7285万円を目指す。役員改選では、新会長に外山利章氏の就任が決まった。

 会には、花農家や市場関係者ら80人ほどが参加。平秀徳会長は「市場と関係機関が一体となって、消費者ニーズに合った商品作りやPR活動を強化し、実需者や若者の消費拡大を図っていく必要がある」とあいさつ。表彰伝達が行われ、優秀農家や同町切り花品評会の入賞者ら9人を表彰した。

 17年度は、計画本数373万本に対し実績本数は296万本(前年度比87%)、計画金額3億700万円に対し実績金額2億3800万円(同81%)となった。主要5品目のうち、テッポウユリ、グラジオラス、ソリダゴ、オリエンタルの4品目の出荷本数が前年度に比べ減少、トルコギキョウのみ増加している。

 今年度は、栽培面積19・1㌶(テッポウユリ4㌶、グラジオラス13㌶、ソリダゴ1・5㌶、オリエンタル0・3㌶、トルコギキョウ0・3㌶)。事業計画では、テッポウユリ産地交流会(9月)、グラジオラス産地交流会(11月)などを予定している。

 総会では、青年部設立の報告もあった。青年部長は武元直人氏。

 被表彰者は次の通り。(敬称略)

 【JAあまみ知名事業本部優秀農家賞】松野輝久