農業高校の甲子園へ

新設徳之島高初、農業クラブ全国大会(農業鑑定競技会)に出場する平山龍聖さん(2年生)

徳之島高総合学科の平山さん(2年) 新設開校後初の快挙

 【徳之島】県立徳之島高校(立石賢二校長)の総合学科・生物生産系列2年の平山龍聖さん(17)が〝農業高校の甲子園〟とも称される「農業クラブ全国大会」(日本学校農業クラブ連盟)の農業鑑定競技会・農業の部に出場する。旧徳之島高と徳之島農高の統合再編・新設開校(2006年4月)いらい初の快挙となった。

 農業クラブ全国大会は、全国各地で農業を学ぶ高校生(クラブ員)らの日々のプロジェクト活動や各専門分野など活動の成果を発表する全国大会。日本一を目指しての知識・技術の競い合いと併せ、クラブ員相互の交流も目的にしている。

 農業鑑定競技会はそれぞれが所属する9つの学科・コースに分かれ、うち「農業の部」は机上の農業生産物、種子、肥料、機械器具、農薬、実験器具などを20秒の短時間で鑑定・判定。また40秒で農薬や肥料、試薬などの計算問題もこなさなければならない。

 平山さんは8月1日に加世田常潤高校(南さつま市)であった県大会(県予選)で優秀賞にくい込み、新設校初となる全国大会への切符を手にした。日本一を目指すその全国大会は、県大会と同じ会場で10月24日に行われる。

 平山君は「野菜の病気や害虫、農業用機械、諸機具の名前など初めて聞くものもあり、最初は覚えるのが大変だった。全国大会に向けては、もっと知識を深めて結果を残せるように頑張りたい」と意気込みを示した。

 指導する中原幸太教諭(35)は「休日も返上して学校に出てきて、学習に励んだことが入賞につながった。全国大会でも入賞を目指して欲しい」とエールを送っていた。