長命草、イベントでPR

奄美の風景をバックに、シマ唄を披露する里アリスさん


奄美の自然の恵みと長命草のPRに集まった若者たち。ほとんどが奄美以外の出身だとか

長寿創生研究所の新商品

 【東京】㈱長寿創生研究所(代表取締役・井上雄介さん)は、このほど大手町にある、ニューヨーク発のコアワーキングスペース「we work丸の内北口オフィス」で、奄美群島の魅力を基に、奄美・徳之島の豊かな自然が育んだ長命草と、新商品「奄美徳之島長命草青汁」のPRをした。同社が所属するグループ企業などから、若者たちが積極的に参加。イベントには、里アリスさんが奄美民謡で花を添えた。

 さまざまな人たちがビジネスに取り組む、コアワーキングスペースに現れた井上さんは、同社が所属する「リズムグループ」の組織図などをプロジェクターで説明した上で、「私たちは、豊かな自然環境と長寿の秘訣として伝わる奄美・徳之島の長命草(ボタンボウフウ)の原材料販売を通じて、さまざまな地域の価値を伝えていきたい」と、意気込みを語った。続いて同社取締役の原田尚樹さんが、「奄美の特産品は、奄美黒糖焼酎、本場奄美大島紬、そして奄美民謡(奄美シマ唄)なんです。ぜひ、この三つのキーワードを覚えてくださいね」と、奄美を分かりやすく解説した。ゲストとして、唄者の里アリスさんが登場。シマグチであいさつした後、奄美の空や海などを空撮した映像(提供=あまみカメラ・坂元秀行代表)を背景に長朝花節、ワイド節などをのびやかに歌い上げ、盛んな拍手を浴びていた。コアワーキングスペースを訪れていた人たちは、目の前で突然展開されるイベントに大注目していた。参加者たちも初めてのシマ唄を聴きながら、黒糖焼酎の長命草割りなどを楽しみ、奄美を大いに堪能しているようだった。