「住用の園」敬老祝賀会

「住用の園」敬老祝賀会

家族や親族らと一緒に乾杯し、入所者の長寿を盛大に祝った「住用の園」敬老祝賀会

「すこやかに過ごして」
盛大に長寿を祝う

 特別養護老人ホームなど運営する奄美市住用町摺勝の社会福祉法人・恵寧会「住用の園」(土持圭子施設長、入所者49人、短期入所者4人)の2018年度敬老祝賀会が9日、同園ホールで開かれた。家族や地域住民ら多数が出席して入所者の長寿を盛大に祝い、祝い唄、祝舞、余興を披露した。

 同園には、100歳以上2人、90~99歳13人、80~89歳23人などが入所しており、平均年齢は85・6歳(男性80・9歳、女性87・4歳)。出身市町村は奄美市38人、瀬戸内町9人、宇検村2人。

 敬老祝賀会で土持施設長は「園を設立して24年を迎え、支援に心より感謝したい。入所者の皆さまはさまざまなご苦労を重ねてこられたと思う。皆さまは奄美の発展に大きく貢献してこられた。この施設ですこやかな気持ちで過ごせるよう努めていきたい」などとあいさつした。朝山毅市長が祝辞を述べた。

 山元末子さん(107歳)、柳原千江子さん(103歳)に祝い金と記念品を贈呈。90歳以上祝い金を代表の橋本眞義さん、90歳以上記念品を代表の朝野キヨミさん、80歳以上祝い金を代表の窪田うめのさんにそれぞれ贈呈した。

 余興では、奄美看護福祉専門学校生(エイサー)、東城へき地保育所の園児(おゆうぎ)、山元俊治さん・森永明日香さん(島唄)、関まことさん(日本舞踊)などを次々披露して盛り上げた。