琉球フェスタにぎわう

大勢の来場者で盛り上がった第2回「琉球フェスタ」。奄美看護福祉専門学校エイサー隊による舞台発表

沖縄県人会主催 舞台発表、飲食、抽選会

 奄美沖縄県人会(前川順英会長)主催の第2回「琉球フェスタ」が16日、奄美市の名瀬漁協揚げ場で開かれた。舞台発表、お楽しみ抽選会、飲食・物販ブース開設など多彩なイベントがあり、大勢の来場者でにぎわっていた。沖縄―奄美間ペア航空券(JAL・RAC提供)、自転車、水産物、焼酎などが景品のお楽しみ抽選会も盛り上がった。

 飲食・物販ブースは午前11時から始まり、えび汁、沖縄そば、タコライス、つきあげ、オリオンビール、黒糖焼酎、泡盛、ソフトドリンクなどを販売、各ブースには開始早々から客が訪れ、大忙しで対応していた。

 舞台発表は午後1時前から開始。奄美看護福祉専門学校エイサー隊がオープニングを飾り、山元孝子琉舞道場と野村三味線教室による琉舞、島袋徳男夫妻による島唄、六調太鼓、創作琉舞などが次々と披露され、観客から拍手を浴びた。飛び入り出演もあった。
 後半は、地元出身のシンガーソングライター・平田輝、特別ゲストで沖縄から駆け付けたジョニー宜野湾の舞台が繰り広げられ、最後はカチャーシーで締めくくった。

 奄美沖縄県人会役員によると、2回目の「琉球フェスタ」には多数の企業、団体、個人の寄付があり、イベントを支援。また、奄美看護福祉専門学校エイサー隊らの支援にも感謝していた。「奄看エイサー隊メンバーには沖縄出身者が多くいる。学生や職員は、早朝からの会場設営、タコライス作り・販売などにも参加し、イベントを盛り上げてくれた」と話した。