吉祥寺で奄美大島物産展

シマ唄で奄美の風を吹かせた、左から森田美咲さん、藤田晶さん、牧岡奈美さん

奄美の特産品を手に取る親子と、笑顔で説明する担当者たち

奄美の総踊りが披露されて、吉祥寺はまるで奄美のような雰囲気に

奄美の味求めて来訪
シマ唄も披露 魅力に彩り

 【東京】武蔵野市の吉祥寺にある「コスピ吉祥寺・ふれあいデッキこもれび」で、アンテナショップ開店記念イベントの奄美大島物産展(主催・あまみ商工会)が22、23日の両日に開催された。特産品を並べた特設テントには、たくさんの人が訪れ、奄美の味を求めていた。また、唄者によるシマ唄も披露され奄美の魅力に彩りを添えていた。

 物産展には、黒糖菓子、農産物、海産物に加えて調味料や食料品、黒糖焼酎やジュースなどの飲料までが取りそろえられた。「美味しさ発見!奄美大島マルシエ」とのタイトルにふさわしい、さまざまな商品が並んだ。

 晴天にも恵まれた22日は、多くの買い物客などが足を止め、島の特産物に興味深く関心を示す人や、買い求める姿が見られた。そんな島の味に、ひと味加えたのが、島出身の唄者の声。牧岡奈美さんが「朝花節」などを説明した上で、ていねいに歌い上げていた。

 また、藤田晶さん、森田美咲さんも応援に駆け付け、華やかなステージを飾り、往来する人たちの足を止めていた。牧岡さんは「こんなにも多くの人たちの前で唄えて、とても感激です。奄美を少しでも感じてもらえるよう、気持ちを込めました」と、熱唱を振り返っていた。

 翌日も多くの人を集めた同イベントは、ハモニカ横丁に9月1日にお目見えした、奄美大島アンテナショップの開店記念として行われたもの。角打ち風立ち飲み酒場「奄美」では、豊富な黒糖焼酎と奄美の手料理が味わえ、「クレイジーワイン」では、黒糖焼酎と特産品を販売している。