新校旗手に元気に入場

新校旗手に元気に入場

真新しい校旗(左)を手に、児童たちが元気に入場した大和小の運動会

大和小 新校旗引渡式・運動会

 大和村の大和小学校(郁島信介校長、児童26人)で2日、「運動会」および「新校旗引渡式」が同校校庭で行われた。運動会では、PTAなどで組織する新校旗新調実行委員会(小浜雅寿会長)から手渡された、新校旗を手に児童らは元気に入場行進。グラウンドで真新しいブルーの校旗がなびくなか、綱引きやリレーなど熱戦を繰り広げた。

 同校は、1875年に創立し、校旗は創立90周年以来の53年ぶりの新調。今年4月にPTAを中心とした実行委を立ち上げ、新調に向けた活動を進めてきた。

 費用は、児童によるフリーマーケットやバザー、集落やOBから寄付を募り、目標を大きく上回る総額約280万が寄せられた。新校旗の色は、前回の赤から青に変更し、サイズは約60×90㌢。この日が初お目見えとなった。

 校旗の引渡式で実行委の小浜会長は、「運動会という良き日の校旗を渡すことができうれしく思う。大和小の新しいシンボル、団結の象徴に育ててほしい」とあいさつし、学校側に校旗を授与。郁島校長は「校旗を新調し、機運の高まりを感じた。さわやかな秋空の下、一生懸命競技に取り組みたい」と感謝の言葉を述べた。

 運動会では、日の丸に続き、児童が新校旗を掲げて入場行進。応援合戦を皮切りに、紅白玉ころがしや校区民との踊りなど15プログラムでにぎやかな歓声が響き渡った。