障がい者リハビリ交流会

輪の中にディスクを投げ入れるフライングディスク「アキュラシー」に挑戦した参加者ら

スポーツ・レクリエーションで親睦深める
地域の生活相互支援構築

 2018年度「障がい者リハビリ交流会」(名瀬保健所主催)が4日、奄美市の名瀬運動公園総合体育館であった。奄美市、宇検村、龍郷町の事業所利用者、関係者らが参加。卓球バレーやフライングディスクなどのスポーツやレクリエーションを楽しみ、親睦を深めた。

 交流会は、障がい者や家族が交流を図ることで、さまざまな障がい者の立場を知り、地域の生活相互支援構築を図る目的で毎年開かれるもの。今年は6団体から75人が参加し、楽しんだ。

 この日行われたスポーツ競技は「卓球バレー」と、「フライングディスク」。卓球バレーは6人1チームで卓球台を囲み、ピンポン玉を転がし、相手チームに送るもの。コツをつかむまでは苦戦した参加者らも、後半には狙い通りのところに球を届かせるなどし、大喜びの様子だった。

 フライングディスク競技では、輪の中にディスクを投げ入れる「アキュラシー」に挑戦した。上手く入った参加者はガッツポーズをし、周囲からは温かい拍手が送られるなど、盛り上がった。

 参加した男性の一人は「卓球バレーをしたのは2度目だったが、必死になってできてよかった。普段は一人で過ごすことが多いので、他団体との交流や、移動のバス内での会話などが楽しかった」と笑顔だった。