知名町立学校給食センター建設工事起工式

知名町立学校給食センター建設工事起工式

鎌入れを行い工事の安全を祈願する今井力夫町長=知名町=

 

来年7月完成予定

 【沖永良部】知名町立学校給食センター建設工事起工式が9日、同センター建設地であった。関係者ら約50人が参加し、工事の安全を祈願した。今月から工事着工、2019年7月完成予定。

 既存センターの老朽化に伴う建て替え。建設場所は、同町田水団地と同町社会福祉センターの隣接地。

 新施設は、鉄筋コンクリート造り平屋建て。延べ床面積は1381・18平方㍍で、衛生面に配慮した完全ドライシステムを採用した。1日最大800食分(現施設628食分)の調理が可能となり、食育の推進に向けた調理作業工程の見学スペースや研修室、アレルギー食対応の専門調理室などを設ける。総事業費は8億1948万4千円(プロパン庫工事・外構工事は来年度発注)。

 式には、今井力夫町長や平秀徳議会議長、林富義志教育長、設計・施工業者らが出席し、鎌入れなどの神事を行った。

 今井町長は「本町と日本を担う子どもたちを育てる素晴らしい施設となって欲しい」と話した。