ふるさと徳之島3町に見舞金

ふるさと徳之島3町に見舞金

ふるさと徳之島3町に台風被害見舞金を届けた関西徳州会の本郷会長(中央)=19日、徳之島町役場で

関西徳州会 台風被害からの復旧願い

 【徳之島】徳之島出身者たちの郷友会組織「関西徳州会」(本郷博司会長)の本郷会長ら関係者は19日、台風24号被害の爪跡を残したままのふるさとの3町役場を訪問。1日も早い復旧を願い、同会からの災害見舞金各町50万円ずつ計150万円を贈った。

 20日の徳之島町町制施行60周年記念行事への参加のため帰省したのに併せ、同会の本郷会長(80)=大阪府富田林市在住、同町徳和瀬出身=ら役員らが3町役場を訪問。「ふるさとで大きな台風被害が発生。関西徳州会は総会や運動会など古くから3町のお世話になっている。何らかの形でお返しを、と役員会で会費からの支出を決定。このような形で寄せていただく」と会長。

 高岡秀規徳之島町長は「今回の台風24号では関西地区も被害を受けており、今回は〝お互いさま〟と(義援金要請を)遠慮をしていた。郷友会の皆さんのありがたいお気持ちに非常に恐縮している。今後も郷友会の皆さまと深い関わりを持ち、子や孫にも伝えなければならない」と感謝を述べた。

 関西徳州会は、関西の各町連合会を束ねる上位組織。町制施行60周年記念行事関係では計約65人が帰省・参加予定という。