DeNA秋季キャンプ入り

地元関係者から歓迎を受け、来期の飛躍に向けて、奄美キャンプの成功を誓うラミレス監督

「優勝へここからスタート」
19日まで市民球場主会場に

 2日から奄美市で秋季キャンプを張る、プロ野球横浜DeNAベイスターズの一行が1日、空路で奄美大島入りした。空港に到着した選手や監督約70人を協力会関係者はじめ、地元の人たちが出迎えた。歓迎セレモニーであいさつしたアレックス・ラミレス監督は「必ず優勝するチームをここから作りたい」とキャンプへの意気込みを語った。

 一行(選手23人、監督・スタッフなど約70人)は東京から、午後の便で奄美入り。チームを一目見ようと、奄美空港には地元ファンも多く駆けつけるなか、「横浜DeNAベイスターズ奄美協力会」(会長・朝山毅市長)がセレモニーで歓迎した。

 同会副会長の東美佐夫副市長が「ようこそ奄美大島へ。そしてお帰りなさい。毎年住民らも楽しみにしている。選手のみなさん、奄美でより一層技術を磨いていただき、来年の優勝を目指してほしい」などとあいさつ(代読)。さらに「来年の日本シリーズ、横浜スタジアムを奄美出身者で満員にすることが私の夢」などと激励した。

 チームが滞在するホテル関係者から、ラミレス監督とキャンプ主将の桑原将志選手に花束が贈呈され、ラミレス監督は「今年のキャンプにはとても若い選手、新たに加わったコーチも参加する。私たちの目標はただ一つチャンピオンチームになること。全てがここからスタートする。たくさんの支援ありがとう。優勝するチームをここから作りたい」と抱負を語った。

 奄美での秋季キャンプは今年で9年連続、9回目。奄美市の名瀬運動公園市民球場を主会場に、2日からスタートし、19日まで行われる。今回も島内の小中学生を対象にした野球教室(10日)、施設慰問(同)や児童らとの食事交流(13日)などが予定されている。