奄美キャンプ打ち上げ

ラミレス監督のキャンプ総括に続き、桑原秋季キャンプ主将の音頭で、1本締めして奄美キャンプを打ち上げた

DeNA「強い決意で来シーズンへ」

 9年連続の秋季奄美キャンプを行った、プロ野球横浜DeNAベイスターズは19日、今キャンプを終了した。奄美市の名瀬総合運動公園サンドームで、円陣の中央に立った桑原将志主将は、来季の飛躍を呼び掛け、最後は全員の一本締めでキャンプを打ち上げた。

 最終日、選手らはキャッチボールやウォーミングアップなどの午前練習で切り上げ。同ドーム内で円陣を作り集まると、アレックス・ラミレス監督はキャンプテーマの「凡事徹底」に触れつつ「何をすべきかをそれぞれしっかり確認し、次のキャンプに向かってほしい」と期待を込めた。

 今キャンプ中のMVP選手には、戸柱恭孝捕手と飯塚悟史投手を指名。さらに、秋季キャンプ全体について「60%」の数値を示し、「この結果については満足している」などと総括した。

 続いて、桑原秋季キャンプ主将が「キャンプを通して積み上げてきたものをオフにつなげ、来季こそ優勝できるよう強い決意を持って来シーズンへ」と力強く呼び掛け。桑原主将の音頭で、最後1本締めでキャンプを打ち上げた。

 横浜DeNAは、今月1日に奄美大島に来島し、翌2日から秋季キャンプをスタート。恒例の児童らとの食事交流会や野球教室などを開催し交流を深めた。