亀徳保育園「親子製作展」

ダイナミックな「親子製作展」を公開中の亀徳保育園=29日、徳之島町

巨大ロボ・キャラも登場
段ボールアート

 【徳之島】徳之島町の亀徳保育園(名城慎吾園長、園児数114人) 恒例の第24回「親子製作展」が、29日から同園で一般公開中だ。今年結成した「おやじの会」の段ボールアートコーナーには、高さ4㍍余もの巨大ロボットアニメキャラクターや迷路の作品も登場。園児たちを喜ばせ、参観者を驚嘆させている。

 親子製作展は、同園の日々の保育モットーでもある「子どもの心に喜びの種を!」にも沿った活動の一環。親子で一つのものを作る喜び、子どもたちの心には学び達成する喜びを―と保護者、園児、職員が一体となって製作。24年目の今年は、結成間もない「おやじの会」が大いに奮起した。

 各家庭や商業施設の協力でかき集めた大量の段ボール箱や牛乳紙パックに埋もれながら格闘すること約2週間。ロボットキャラの「マジンガーZ」や迷路、牛乳パックなどを駆使した車やイス、ストライクゲーム、貼り絵など多彩な作品が園のメインホール(約240平方㍍)を埋めた。

 名城園長(44)は「保護者の皆さんが、子どもの喜ぶ笑顔を思い浮かべながら試行錯誤。おやじの会の皆さんも土・日曜返上で園に足を運び、ダイナミックな作品を作っていただいた」と感謝していた。

 同製作展の一般公開は来月8日(午前8時~午後5時、日曜日は休園)まで。