関東名瀬町会総会

関東名瀬町会総会

シマ唄を披露する、ユニット・きゃらなーちゃ

来年も元気に会おう!笑顔で写真に収まる参加者ら

島尾伸三さんの講演も
懐かしの風景再現

 【東京】関東名瀬町会(中濱寛会長)はこのほど、大田区池上の徳持会館で「第14回関東名瀬町会総会・懇親会」を開いた。来賓、会員約100人が参加し、大いに盛り上がった。総会では「昭和30年代の名瀬の町」と題して島尾伸三さんによる講演もあった。懐かしの風景が映像と独特のトンフツ語(奄美共通語)で再現され、参加者たちは熱心に耳を傾けていた。島尾さんの講演の模様は、改めて写真特集で報告する。

 郷土遙拝、開会宣言のあと中濱会長はにこやかに登場。出席者に参加のお礼を述べるとともに「来年は第15回の節目の年になります。10周年で作れなかった、ちょっとした記念誌を作ろうと思います」と語った。

 第一部の総会は、茂雄次幹事の司会で会務報告などの議事は順調に進行。来賓を代表して、東京名瀬会・中川裕雄幹事長、奄美市東京事務所・信島賢誌所長があいさつした。

 第二部は懇親会。名瀬町会では、あまみエフエムにレギュラーとして出演する我那覇美奈さんが熱唱。その後は司会も務めるパワフルな活躍ぶりで、会場を盛り上げた。

 ほかに、久永さとみさん、RYUKIさんが歌声を響かせ、林法義さんも我那覇さんたちの応援をバックに「大島エレジー」を歌い上げた。さらに、池田麗奈さんと小幡美紀さんによるユニット、「きゅらなーちゃ」が大島紬で華麗にステージへ。シマ唄を披露して盛んな拍手を浴びていた。

 その後、総踊りへ。南進相談役の閉会の締めを終えて、恒例の全体集合写真で再会を約束しながら散会となった。