瀬戸内町「きゅら島カフェ」グランドオープン

瀬戸内町「きゅら島カフェ」グランドオープン

瀬戸内町きゅら島交流館内の「きゅら島カフェ」がグランドオープン。式典ではバナーの除幕式もあった

新たな出会い 交流の拠点に
年中行事あわせイベントも計画

瀬戸内町古仁屋のきゅら島交流館内の「きゅら島カフェ」が15日、グランドオープンした。同日は同館でオープン式典が開かれ、バナー(のぼり)の除幕式などを実施。町の新たな世代や地域を超えて出会い、交流の場としての新たな一歩を踏み出した。

同カフェは、同町地域女性団体連絡協議会(川井黎子会長)が町からの委託を受けて運営するもので、今年8月にプレオープン。地場産のパッションフルーツを使用したジュースのほか、コーヒーやお茶、日替わりの手作りお菓子などを提供。川井会長によると、これまでも1日平均20人前後の利用者があり、好評を得ていた。

プレオープン後も、県高齢者生き生き推進課の「高齢者ますます元気!ふれあい生きがい支え愛事業補助金」を活用し、利用客のニーズに合わせた設備を拡充。バナーの準備、おしぼりの設置、地女連会員制作の小物などの販売ブースを用意した。

グランドオープンを機に、同カフェは営業日、営業時間などを拡大。ひな祭りやクリスマスなど、年中行事に合わせたイベントや、特別メニューの提供なども計画している。

式典では川井会長が「このカフェが誰にとっても憩いの場となり、世代や地域を越えて出会い、つながり、交流してもらえるよう笑顔で待っている」とあいさつ。この日はフリーマーケットも開かれ、7団体が出店。午前中から多くの人でにぎわった。

今後の同カフェの休日は、地女連・町の大規模なイベント日と、年末年始(12月28日~1月3日)。営業時間は午前10時から午後4時半まで。