「ニャンともフェス」

「ニャンともフェス」

ネコ問題の自由研究を発表した名瀬小3年小田島さん

「ノネコ捨てた人間の責任」
自由研究発表やミニイベントも

奄美ネコ問題ネットワーク(ACN)はWWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)と共催で15日、奄美市名瀬のAiAiひろばでネコ問題を前向きに考えるイベント「ニャンともフェスティバル~NO NECO、NO LIFE~」を開いた。来場者はネコ問題を調べた児童の発表や、トークセッション、陶器絵付けコンテストなどミニイベント等を楽しみ、ネコ問題や飼い猫条例などの見識を深めた。

同イベントに、環境省奄美野生生物保護センターや県大島支庁、奄美大島ねこ対策協議会など9団体がブースを出展。会場には約200人が来場。オープニングの後に、陶器絵付けコンテストやスタンプラリー、ブースなどが紹介された。

名瀬小3年の小田島わかさん(8)が、自由研究「ノラネコの保護と殺処分ゼロへの取り組み」を発表。小田島さんは人とノラネコが幸せに暮らせる取り組みを自由研究で調査。市環境対策課や奄美ノネコセンター、東京の動物病院などで、夏休み中にインタビューなどを行った。

分かったことは▽インタビューした人全員が、ネコの不妊手術が大事と発言▽ノネコが元はノラネコだったこと▽ネコを飼うときは、一生責任をもって愛情かけて飼うのが大事―と示した。「ノネコの問題は、捨てた人間にも責任ある。大人になったとき、ノラネコやノネコが減り殺処分されることがなくなり、みんなが幸せに暮らせるようになったらいい」と話した。

発表後に司会者から質問を受け、「調べてみてネコがかわいそうと感じた」と回答。会場の反応は、「最高だ」「的確な表現。見習いたい」「分かりやすく素晴らしかった。人にも動物にも優しく接したい」などと絶賛だった。

このほか、大島高校放送部のネコ問題ドキュメンタリー上映やネコ問題を寸劇にしたネコレンジャーの演目などが続いた。

大島高校1年放送部の米田海翔さん(15)、八下田門土さん(16)は会場ボランティアとしても参加。「ドキュメンタリーはタイムリーな話題で作成。それまでネコ問題を知らなかった」と話した。