ママさん作家ら〝手作り品市〟

ママさん作家ら〝手作り品市〟

天城町B&G海洋センター艇庫を活用してにぎわった第1回「ハンドメイド・マーケット」=16日、同町与名間

天城町B&G艇庫 若者たちに人気

 【徳之島】4月下旬にリニューアルオープンした天城町B&G海洋センター艇庫(与名間ビーチ)で16日、第1回「ヨナマルシェ クリスマス・ハンドメイド・マーケット」があった。アクセサリー類など趣味の手作り雑貨やアート作品など多彩な計15のブースに開放。若者グループや家族連れなど延べ約500人でにぎわった。

 同艇庫(ボートハウス)は、公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)の2017年度助成事業で全面改修を実施。海洋レジャー施設・資材の充実と併せて観光、青少年育成、子育てコミュニティの場など多用活用にも拡充。初の「ハンドメイド・マーケット」への開放(有料)は、オフシーズン中の有効活用、交流の場提供などの一環。

 同町内の寶(たから)佳代子さん(37)と吉川恵子さん(34)が主催。呼びかけに対し、島内3町から手づくりのアクセサリー類、ウッドバーニングの木製キッチングッズ、ドライフラワースワッグなど〝ママさん作家〟から、プロのジュエリー作家まで幅広い作家たちが呼応。自分に似合う色を見つけるパーソナルカラー診断や整体サービス、飲食コーナーも人気を集めた。

 寶さんは、「子育ての合間に創作活動に取り組んでいるママやIターン者さんもいるが、島内にハンドメイド展などイベントの場がない。できれば半年に1回程度のペースで今後計画して活躍の場を広め、ここの場所(艇庫)も盛り上げていきたい」と話した。