年末年始ごみ搬入実績

奄美大島内のごみが持ち込まれる名瀬クリーンセンター

年末は6・5㌧微増
管内家庭ごみは減少傾向 名瀬クリーンセンター

 大島地区衛生組合(管理者・朝山毅奄美市長)は7日、奄美市名瀬にある名瀬クリーンセンターの2018年末(12月29~31日)・19年年始(1月4日)のごみ搬入実績をまとめた。可燃、不燃、粗大ごみを合わせた搬入量は年末258・9㌧、年始は169・1㌧となった。

 同組合によると、昨年末3日間のごみ収集車両数は、一般と業者合わせて1277台。重量は前年比で約6・5㌧増加。車両数は33台と減少した。

 今年最初のごみ収集となった4日は、207台が搬入し前年比16台増。重量は年末増加の反動もあり、同6・7㌧と減少した。

 担当者によると、年末31日はごみが集中する月曜日が重なり微増となったが、近年管内のごみ収集量は減少傾向にあるという。2012年12月31日の同曜日で比較すると、重量で102㌧減、車両数は643台減。今年は大型台風によるり災ごみで搬入量は増えたものの、家庭ごみは確実に減少。「人口の減少に伴い、排出量も少なくなっているのでは」と分析している。

 なお同組合では、ごみの増える年度末に向けて、適切な分別を喚起。異動時期は、不燃・可燃ごみが混在傾向にあり、特に機械停止の原因となる書類ファイル・綴りひもの分別、混雑前の早めの搬入を呼び掛けている。

 このほか、火災要因となる電池類の直接搬入の際は「分別していただけると助かる」と話し、分別の有無による持ち帰りトラブルもあることから「分かりにくい時は事前に連絡を」としている。

 問い合わせは、同センター電話0997―53―2969まで。