勝ち越し願いのぼり8本に

国道58号沿いに設置された大奄美関の応援のぼり8本

龍郷町後援会「きばれ!大奄美関」
28日に地元で激励会

 「龍郷町大奄美関後援会」(会長・竹田泰典町長)は14日、同町赤尾木出身で大相撲の幕内力士の大奄美関(26)=本名・坂元元規、追手風部屋、前頭16枚目=を地元から応援しようと、のぼりを既存の2本から6本増やし、計8本を役場近くの国道58号沿いに設置した。後援会によると、勝ち越しを願ってのぼりを8本とした。大奄美関は1月場所(初場所)に臨んでいる。場所後の今月28日に地元で激励会開催を計画している。

 のぼりの高さは5・4㍍、幅90㌢。

 昨年の5月場所(夏場所)に合わせて「関西龍郷会大奄美関後援会」と「龍郷町大奄美関後援会」が2本の応援のぼりを寄贈。役場玄関近くに設置し、各場所の日程に合わせてのぼりを掲げてきた。

 今回は、企業・団体の寄付を得て6本ののぼりを製作。協力企業・団体は、東京龍郷会、㈱ビッグツー、赤尾木集落、町田酒造㈱、㈱コウトク金属、龍郷町体育協会。ポール費用は町が負担した。

 竹田町長は「郷友会や企業・団体の協力に感謝したい。大相撲界で活躍している大奄美は、町民に勇気と感動、夢を与えている。町民と大奄美の絆がさらに深まってくれればうれしい」と話した。

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 「大奄美関激励会および後援会」(龍郷町大奄美関後援会主催)は、28日午後7時半から町体育・文化センターりゅうゆう館アリーナで開かれる。激励会費は1人5千円。年会費1口3千円から。申し込み期限は22日。「きばれ!大奄美」と書かれたチラシを作成した。申し込み・問い合わせは、大吉正一郎さん?090―3323―9784へ。