新議場開場式、奄美市議会

新議場開場式、奄美市議会

3月定例会開会日、新たに論戦の場となる新議場の開場式が開かれた

「実り多い議論の場に」

 奄美市議会は、3月定例会が開会した19日、新たな論戦の場となる議場で、開場式を開いた。師玉敏代議長は「実り多い議論の場になることを望む。新議場に対し、本日よりお世話になります」などとあいさつし、市政のさらなる発展に期待を込めた。

 昨年12月定例会では、旧庁舎議場の閉場式が行われ、51年の歴史に幕が下ろされた。新議場は新庁舎7階に設置。室内には多くの木材を使用。また、正面には大島紬がかけられるなど、ぬくもりや奄美の伝統も感じさせる空間となっている。

 8階傍聴席には、67席のほか、子どもなどと利用できる親子傍聴席も設置。高齢者、車いす利用者など多くの人に使いやすい空間に。また、最新の電子機器を導入し、円滑な議会運営を可能にする。

 定例会の開会を前に、開場式が開かれ、師玉議長は「市民協働のまちづくりを進める奄美市にふさわしい議場が完成。議会、執行部が車の両輪として、ともに市の歴史を刻んでいくことをお願い申し上げる」などと述べた。