住用町で結ノ島CAMP

住用町で結ノ島CAMP

結ノ島CAMPでは、大勢が野外活動やステージを満喫した

日本一早いキャンプ堪能
全国アウトドアファンら集う

 日本一早いキャンプイベント「結ノ島CAMP・vol5」(同実行委員会主催)が2・3日、奄美市住用町の内海公園自由広場で開かれた。全国から集まったアウトドアファンらは、家族や仲間と一緒に大自然に抱かれた敷地内にテントを設営し、ステージやアクティビティー、憩いの時間を楽しむなど、日本で一番早いキャンプを堪能した。

 キャンプは、結の心を通してアウトドアファンと島内住民との新たな関係を築こうと2015年に開始。会場には、全国各地からテント100張超、1000人以上が来場した。

 島﨑仁志実行委員長は「島外はまだまだ寒いが、奄美だと温暖で虫も少ない時期」と日本一早い開催理由を説明。続けて「目の前には大自然も広がっている。イベントをみんなで盛大に楽しんでほしい」と話した。

 会場では、各自で持ち込んだテントを設営しキャンプイン。敷地内には、屋台や体験コーナーも並び、特設ステージでは一日を通してイベントが催された。

 1日目は、カヤックやボルダリング、カイトなどのアクティビティーに大勢が参加。ライブでは、島内外の著名アーティストが多数出演し会場を大きく盛り上げた。

 参加者らは、自然の中での食事を楽しみ、芝生に寝そべって日向ぼっこなど野外活動を満喫。夜は、キャンドルが幻想的に会場を覆い、打ち上げ花火も行われるなど、にぎやかな一夜を過ごした。

 大分県から家族3人で来島した40代男性は「日中暖かく、とても過ごしやすかった。家族でのんびりと自然体験を楽しむことができた」と喜んだ。