喜界町、俊寛ジョギング大会

喜界町、俊寛ジョギング大会

5㌔、10㌔の部が一斉にスタートした
来島した東京五輪・パラ公式マスコット(左からミライトワ、ソメイティ)

ランナー、ゆっくり楽しく
東京五輪・パラリンマスコットも登場、会場沸く

喜界町陸上協会主催の第35回「俊寛ジョギング大会」が3日、同町湾のメンハナ公園前の僧俊寛像を起点に開かれた。島内外から老若男女のランナー212人が参加。思い思いのペースでゆっくり楽しく、島内の3コース(2・5・10㌔)を駆け抜けた。

小学生から一般まで、気軽に参加できる恒例のジョギングイベント。薄日が差す穏やかな空の下、ランナーはさわやかな汗を流した。

イベントを盛り上げようと、この日は東京2020オリンピック・パラリンピックの大会マスコット(ミライトワ、ソメイティ)が登場。スタート会場を沸かせたほか、喜界2世で元プロサッカー選手の平瀬智行さんも来島しファンサービスにつとめた。

参加者と2㌔コースを走った平瀬さんは「子どもたちにオリンピックやサッカーに関心を持ってほしい」と話した。

マスコットの喜界遠征は、東京喜界会の原田尚樹青年部長=同町川嶺出身=がオリンピック組織委員会のカウントダウンイベントに応募し、当選したため。また平瀬さんとも旧知の仲で、大会参加を打診したところ快諾。原田さんは「来島が実現できて満足。イベントを通じ、島全体が元気をもらってくれたらうれしい」と語った。

喜界小4年・豊原地平くんは「来年も参加して、いっぱい走ってみたい」、同小4年の横山美星=ちゅら=さんは「マスコットに会えたので、東京オリンピックはぜひ見に行きたい」とそれぞれ話した。

各部門の優勝者は次の通り。

【男子】▽2㌔小学生=向井優賀8分4秒、一般=遊佐仁8分26秒▽5㌔ 中学生=市來崎暉知19分20秒、一般=竹山寛悠21分33秒▽10㌔ 模幸正34分53秒

【女子】▽2㌔小学生=富田みやび8分12秒、一般=鈴木萌12分16秒▽5㌔一般 孝志真由美27分17秒▽10㌔一般 杉俣美江子53分18秒