奄美署など啓発活動

交通事故防止を呼び掛ける啓発イベントに参加し、買い物客らにチラシなどを手渡す子どもたち

「安全運転お願いします」
交通事故はノーサンキュー

 奄美地域交通安全活動推進委員、奄美地区交通安全協会員、奄美警察署員・家族は合同で9日、奄美市名瀬浦上のタイヨー浦上店玄関前で「いつもサンキュー、事故はノーサンキュー」イベントを行った。買い物客に安全運転、交通事故防止を呼び掛けるチラシや啓発グッズなどが入った袋120セットを配布した。

 開催趣旨は「転勤族である警察官の家族が快く受け入れてもらっている奄美大島の住民への日頃の感謝(サンキュー)の気持ちと、住民が交通事故に遭わない(ノーサンキュー)ようにとの願いを込めて、3月9日(サンキュー)に協力団体等と共に啓発活動を実施する」としている。

 午後3時9分から開始した啓発活動には「交通安全」と書かれたタスキを着用して子どもたちも参加し、買い物客に「安全運転をお願いします」などと声掛けしながらチラシ等が入った袋を手渡した。受け取った客は「ありがとう」と応えていた。

 語呂合わせよくイベント中に参加者は39人となった。

 家族会の田島立子さん(36)は「夫が交通課で事故係をしている。きょうは子ども3人と一緒に参加した。上の2人の子どもは声を出して『事故防止』を呼び掛けた。子どもにとっても『事故に遭わないようにと意識する』イベント参加になったのではないか」と話した。