男子決勝、相手チームの３枚ブロックをかいくぐりスパイクする向日葵クラブの選手
第９回奄美新聞社旗争奪奄美選手権男子・女子９人制バレーボール大会（同社主催、大島地区バレーボール協会主管）が24日、奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園で開催された。男子８チーム、女子６チームが出場し、男子の部は向日葵クラブが５連覇、女子の部は南球会が２年ぶり４度目の優勝を果たした。
両部門ともに２パートに分かれて予選リーグを行い、各パートの１、２位が決勝トーナメントを争った。
結果は次の通り。
【男子】▽予選リーグＡパート スコーピオン２―１ＰＯＮＣＯＴＳ、瀬戸内クラブ２―０アスリート風来坊、瀬戸内クラブ２―０ＰＯＮＣＯＴＳ、アスリート風来坊２―０スコーピオン▽同Ｂパート ＴＳＵＧＡＩクラブ２―１龍郷クラブ、向日葵クラブ２―０笠利クラブ、向日葵クラブ２―０龍郷クラブ、笠利クラブ２―１ＴＳＵＧＡＩクラブ▽準決勝 瀬戸内クラブ２（21―12、21―13）０ＴＳＵＧＡＩクラブ、向日葵クラブ２（21―18、21―16）０アスリート風来坊▽決勝 向日葵クラブ２（21―16、21―13）０瀬戸内クラブ
※順位①向日葵クラブ②瀬戸内クラブ③アスリート風来坊、ＴＳＵＧＡＩクラブ
【女子】▽予選リーグＡパート 瀬戸内クラブ２―１佐々木クラブ、佐々木クラブ２―０ＳＨＯＥＩクラブ、瀬戸内クラブ２―０ＳＨＯＥＩクラブ▽同Ｂパート 笠利クラブ２―０南球会、笠利クラブ２―１ＢＥＥＲ‘Ｓ、南球会２―０ＢＥＥＲ‘Ｓ▽準決勝 南球会２（21―12、21―18）０瀬戸内クラブ、笠利クラブ２（13―21、21―19、21―９）１佐々木クラブ▽決勝 南球会２（13―21、21―13、21―17）１笠利クラブ
※順位①南球会②笠利クラブ③瀬戸内クラブ、佐々木クラブ
男子の部で５連覇を果たした向日葵クラブ（上）と女子の部で２年ぶり４度目の優勝を飾った南球会（下）
男子の部で５連覇を飾った向日葵クラブ。周囲から「連覇は気にするな」と言われて臨んだという本番にプレッシャーを克服し、予選から決勝まで全試合２―０のストレート勝ちで優勝した。
決勝も序盤は点の取り合いで接戦の展開だったが、徐々に勢いに乗り着実に加点。優位に試合を進め、２セット連取して優勝の栄冠に輝いた。
同クラブの今里健太主将（31）は「５連覇できてうれしい。考えずにやれと言われていたが、少し意識していた。チームワークで勝ち抜くことができた」と喜び、「新しいメンバー３人が加わり、さらに練習してレベルアップしていきたい」と意気込んだ。
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女子の部で優勝した南球会は、昨年の大会で４連覇を笠利クラブに阻止されていた。雪辱を果たそうと臨んだ大会だったが、予選リーグで笠利クラブに敗北。２位上りで決勝まで勝ち上がり再び笠利クラブと対決することになった。
決勝も１セット目を失う苦しい展開。優勝したいという気迫を出して、２セット以降を連取して逆転し４度目の優勝を飾った。
同クラブの白畑友里可主将（28）は「予選で負けていたので、リベンジできてうれしいい。決勝はここという場面で、左右両エースにつなげる気持ちで戦うことができた」と話した。