徳之島ワイドマラソン

第33回徳之島ワイドマラソンのスタート=14日正午、天城町松原上区

健康をおう歌思い思いに28㌔
93人が挑戦

 【徳之島】第33回徳之島ワイドマラソン(同実行委員会主催)が14日、天城町松原上区公民館前を発着点に徳之島同島北部の「尚子ロード」を中心にした約28㌔であった。家族に抱えられた0歳児から上は75歳まで93人が参加。思い思いのペースと区間にチャレンジした。

 「楽しみながら健康づくりを」と4月と12月の年2回、民間主導で開催。一般のジョガーから幼児連れの家族ぐるみ参加まで、それぞれの体力に合わせて走ったり、歩いたり、休んだり、食べたり、参加距離も自由(自己申告)―というゆるさが売りの手づくりのスポーツイベント。

 公民館広場での開会式では、池上禮一郎実行委員長や西繁夫さん(松原上区前区長)、森田弘光町長が激励。難関の松原~轟木(徳之島町)の峠越え区間では「しいの実やどんぐり採取、クロウサギのふんなどの観察も楽しんで」などアドバイスも。終日曇りベースの好条件下、スターター西原久宣さん(北中校長)のピストル音を合図に正午にスタートした。

 タイム重視の先頭グループでは宇都邦和さん(31)=徳之島町=が2時間22分56秒でトップゴール。5時間50分を最終ゴールに58人が28㌔完走証を手にした。

 ▽順位 ①宇都邦和(徳之島町)2時間22分56秒②前田幸市(天城町)③石原和幸(徳之島町)