こいのぼり、悠々と

こいのぼり、悠々と

5月の空を泳ぐこいのぼりの姿(3日、奄美市名瀬新川)

名瀬新川 5日「新川こどもまつり」

 奄美市名瀬の新川に今年も約400匹の色とりどりのこいのぼりが掲げられ、道行く人たちの目を楽しませている。昼ごろから晴天となった3日には、車を止めスマートフォンなどで記念撮影する人たちの姿も。展示は12日までというとで、風薫る5月の空を悠々と泳ぐ鯉たちの姿が楽しめそうだ。

 こいのぼりは奄美地区新川こどもまつり実行委員会(三島照実行委員長)が例年、5日開催の「新川こどもまつり」に向け設置しているもの。地域の保育園や学童クラブの子どもたち、介護事業所の利用者らによるお手製のユニークなこいのぼりが泳ぐ。

 今年は4月28日に同委のメンバーら約15人で、約500㍍の区間に設置。午前中の約3時間をかけ、川をまたぐように掲げられた。同委の渡嘉敷誠さんは「こどもまつりは地域のみなさんで作りあげる祭り。こいのぼりを見ることで機運が高まれば」と思いを込めた。