関東常夏会同窓会・懇親会

関東常夏会同窓会・懇親会

関東以外に大阪、福岡、奄美などから40人以上が出席した関東常夏会同窓会

奄美出身者の同窓会として現在は年2回開かれているという

懇親会で踊りを楽しむ出席者ら

シマ唄満喫し旧交温める

 【東京】関東常夏会(平勝利会長)はこのほど、四ッ谷主婦会館で同窓会・懇親会を開いた。参加者は講演やシマ唄に耳を傾けながらのひとときに、旧交を温めた。

 同会は1938年生まれの大島高校8回卒業生が中心になり57年に発足。途中数回途切れたこともあったが、今では奄美出身同窓会として年2回開かれている。

 この日も関東だけでなく大阪、福岡、奄美などからも駆けつけ40人余りが元気な顔をそろえ、友好を深めた。

 総会では平会長のあいさつの後、会員のひとり、水産ジャーナリストの梅崎義人さんが、「クジラが世界を救う」と題して講演した。昨年IWC(国際捕鯨委員会)を脱退した日本は「WWM(世界牧鯨庁=鯨の肉と乳の缶詰を作って世界に配給する世界機構)の創設に力を入れるべき」と、これからの世界の人口増加を見据えた活動への思いを熱く語った。

 懇親会では脇田真由美さんらによるシマ唄や、林法義さんによる新民謡「大島エレジー」などが披露された。また、出席者らもカラオケで熱唱を披露し、歌や踊りで楽しい時間を過ごした。締めの六調は81歳とは思えない元気な踊りで締めくくった。